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社長インタビュー 2006年3月期中間 (分割版) | 事業報告書 | KDDI株式会社

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Academic year: 2018

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上 半 期 の 業 績

順調なauと将来の布石を打った固定通信

昨年度には、DDIポケットの事業譲渡とツーカー3社 の完全子会社化を実現したほか、有利子負債削減も進み、 合併後の課題であった事業の再構築と財務の健全化につい てめどをつけることができました。上半期は、まさに「攻 め」の姿勢に転じる初年度として「戦略とスピード」をキ ーワードにした事業戦略を展開してまいりました。

au事業においては、ご好評いただいているEZ「着うた フルR」に加え、新たなサービスとして、GPSを利用した

「EZ助手席ナビ」などのコンテンツサービスや「ダブル定 額ライト」などの料金プランをスタートしました。これら のサービス、料金プランと「EZ FeliCa」搭載の魅力的な 端末などがお客様から評価をいただいたことで、順調にご 契約数が増加し、上半期における純増数についてもトップ の座を占めることができました。

一方、固定通信事業では、本年2月から「KDDIメタルプ ラス」をスタートし、これまでの家庭用に加え、本年6月 から事業所用メタルプラス電話でのADSLサービスのご提 供を開始したほか、サービスエリアを順次拡大してまいりま した。上半期においては、KDDIメタルプラスそのものの浸 透・拡販に注力しましたが、今年度中にはサービス体制を 確立し、さらに、2007年度中の黒字化を目指しています。

2 最 近 の 業 界 動 向

進む通信業界の競争

電気通信業界は、携帯電話への新規参入や「モバイ ルナンバーポータビリティ(MNP)」の導入を控え、新 たな競争局面を迎えています。当社としては競争そのも のは歓迎しますが、通信は重要な社会的インフラである ため、お客様に対して安定的な通信環境をご提供し、そ の上で各社がサービス・商品提供において競い合うこと でお客様にメリットを還元できる健全な競争が進展する ことを期待しています。

MNPの導入により一層の競争激化が予想されますが、 当社はこの変化をチャンスとしてとらえています。端末、 サービス、料金をハーモナイズさせることによりお客様満 足度を高め、総合力で競合他社に対抗していく所存です。

Q

A

最近の業界動向をどのようにご覧になっていますか。

Q

A

上半期の業績をどう評価されますか。

「戦略とスピード」をキーワードに、

お客様満足度の向上とユビキタスネット社会を推進

社 長 イ ン タ ビ ュ ー

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au事業については、これからの時代、携帯電話を通し て、いつでもどこでも、さまざまな情報をやりとりするよ うになり、携帯電話が個人にとっての「パーソナル・ゲー トウェイ」として位置づけられるようになります。当社は、 携帯電話にこれまで以上にさまざまな機能を搭載し、通信 ネットワークと接続することによって新たな価値を創出 することを目指し、放送と通信の融合や新たな決済手段の 提供など、お客様の生活に密着した機能をより充実・強化 していきます。

たとえば「EZ・FM」「EZテレビ」においては、放送と 通信をインタラクティブに融合させることで、単にFMを聴 く、テレビを見るといった機能だけではなく、CDの購入や EZ「着うたフルR」のダウンロードができるといった新た な活用方法をご提案しております。

また、本年9月にスタートした「EZ FeliCa」は、携帯 電話をリーダーにかざすだけで対応する交通機関・店舗で 電子マネーとして利用できます。今後は、こうした携帯電 話を新たな決済手段として活用する場の拡大が想定されて おります。

当社は、固定・モバイル両方の事業を持つ日本で唯一の 総合通信事業者です。その強みを生かしFMC*サービスを充 実させ、他社に先駆けてより強固な事業基盤を築いていき ます。

本年5月には、固定電話と携帯電話の請求書統合サービス である「KDDIまとめて請求」をスタートしましたが、今後 はお客様が固定とモバイルの別を意識することなく同じよ うにご利用いただけるFMCサービスの開発など、お客様に とってリーズナブルで使いやすい仕組みを整えていきます。 FMCサービスを展開する上での基盤となる次世代通信 インフラがウルトラ3G構想です。これは、現行の3G携帯 電話、無線LANに加え新たな無線システムやADSL、FTTH などの固定通信も融合したシームレスで統合的なネットワー クを構築するものです。当社では、ウルトラ3G構想を推進 することで、ユビキタスネットワーク社会の実現に貢献して いきます。

固定通信事業については、「KDDIメタルプラス」を多く のお客様にお使いいただくことが最大の課題です。KDDIメ タルプラスは、NTTの交換機を介さずにKDDI独自のIP網

*Fixed Mobile Convergence:固定とモバイルの融合

1980s

第1世代 アナログ音声

第2世代 音声・低速データ

第3世代 音声・高速データ

マルチメディア

第4世代 超高速データ マルチメディア

「ウルトラ3G」 アクセス非依存 固定移動統合網 ウルトラ3G構想

固定次世代網 無線LAN 新しい無線方式

「ウルトラ3G」は、第4世代 携帯電話システムを包含し、 固定・移動の連携統合(FMC) を図る。

1990s 2000s 2010s

社 長 イ ン タ ビ ュ ー

企業内

データ閲覧

・データ転送 情報家電

SET-TOP BOX

アプリ・ソフトDL

・更新 パーソナルブラウザ PC・ メディアプレイヤー PDA

音楽再生

・TV

位置通知

・地図連動

家庭内

ASP・CP

屋外

商品購入

・決済

定期券

・チケット

リモコン・カード サイフ・カード・認証

遠隔操作

・商品決済

個人GW パーソナルナビ

Q

A

今後の事業戦略についてお聞かせください。

パーソナル・ゲートウェイのイメージ

次世代のインフラ『ウルトラ3G』とFMC

KDDIメタルプラスを主たる販売サービスに 今 後 の 事 業 戦 略

携帯電話のパーソナル・ゲートウェイ化

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を利用するため、低廉な料金でサービスをご提供できるほ か、基本料金と通話料金の請求書が一本化され、さらには 電話加入権が不要になるなどのメリットがあります。また、 NTTへのアクセスチャージの支払いが不要になるため、事 業収益への貢献も大きいと言えます。

下半期は、「KDDIメタルプラス」を重点サービスと位置 づけ、まずはインフラの整備を確実に行ってまいります。

個 人 情 報 保 護 お よ び リ ス ク 管 理 体 制 通信の秘密をベースに企業としての責任を強化

通信事業者には従来から「通信の秘密」という憲法上の 大原則を守る義務が課せられており、個人情報の保護やリス ク管理が声高に叫ばれる以前から、お客様情報漏えい防止を 最優先課題として取り組んでまいりました。

当社では、KDDIグループ全体のリスク管理の推進とコンプ ライアンスおよびお客様情報管理のさらなる徹底を図るため、 リスク管理本部および情報セキュリティ委員会を設置してお ります。ネットワークセキュリティ対策や関連規程類の整備、 業務見直しなど、お客様情報を含む社内情報漏えい防止体制 を強化し、通信の秘密、個人情報、会社としてのリスクを総 合的にコントロールしております。今後は、体制の強化を図 るとともに社内における教育や啓蒙活動にも取り組み、企業 としての社会的責任=CSR*を果たしていきたいと考えます。

企 業 の 社 会 的 責 任 と 社 会 貢 献 活 動 CSRを支えるTCSと事業基盤の強化

企業が社会の中で生きていくためには社会に対する責

任をきちんと果たしていくことが大切です。ただし、CSR を実践していくためには、企業として存続できる財務体質を 確立することが前提であり、これが社会的責任を果たす第一 歩であると考えます。当社は、経営理念として「お客様第一 主義」を掲げ、全てのステークホルダーの満足度を上げる TCS*活動を推進しておりますが、TCSはCSRそのものであ り、今後もこの活動を浸透させることで事業基盤を強化して まいります。あわせて、開発途上国の支援や環境問題への取 り組みなど、グローバル企業としての社会的責任を果たすた めの活動に努めていきます。

株 主 の 皆 様 へ の メ ッ セ ー ジ

安定配当を継続することが責任

株主の皆様への利益還元は配当を基本に考えておりま す。株主の皆様から中長期的に当社を信頼していただくため に、財務面の健全性を維持しつつ、安定配当を継続してまい ります。

当社は、これからの通信業界の中でキラリと光る存在で あり続けたいと考えており、お客様から本当に信頼される 会社、お客様の満足度の一番高い会社を目指しています。 株主の皆様におかれましては、そうした当社の理念、事業 戦略についてご理解いただき、今後とも変わらぬご支援を 賜りますよう心からお願い申し上げます。

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Q

A

株主の皆様へのメッセージをお願いします。

Q

A

企業の社会的責任と社会貢献活動への見解をお聞かせください。

*Corporate Social Responsibility

Q

A

個人情報保護およびリスク管理体制に対する取り組み について教えてください。

*Total Customer Satisfaction

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